北欧デザインが好きな人
かわいいものが好きな人
陶器に興味のある人
におすすめしたい本を紹介します。
『はじめまして、ルート・ブリュック』
ルート・ブリュックさんとは?
ルート・ブリュックさんを知っていますか?
ルート・ブリュック(1916-1999)
1942年より、アラビア製陶所・美術部門のアーティストとして活動した女性。1960年代からはタイルピースを組み合わせた立体的な作品を生み出した。
【参考:『ルート・ブリュック 蝶の軌跡』パンフレットより】
私は全く知らない人だったのですが、陶芸家、セラミックアーティストとしてフィンランドでは有名な人で、日本にもファンが多いそうです。
『はじめまして、ルート・ブリュック』
今知っておきたい北欧のセラミックデザイナーがルート・ブリュック
タイルを組み合わせた作品は神秘的ですこまれそうな魅力
かわいらしさとおもしろさが上手に融合している
茶箱
「見るほどにブリュックのファンになるよ」
ルート・ブリュック展覧会
2019年6月16日まで(終了)東京駅ステーションギャラリーでは、ルート・ブリュックの展覧会が開かれました。
私が展覧会で見た素敵な作品を紹介しますね。
展覧会では、今まで見たことのないような、陶器(タイル)作品の数々に驚きとワクワクが止まりませんでした。
家に飾りたくなるようなかわいい作品たちばかりでしたよ。
☝《蝶たち》1957年
ブリュックのファンにはあの人も
ルート・ブリュックのファンにはミナ・ペルホネンの皆川明さんや、陶芸家の鹿児島睦さん、人間国宝の染色家志村ふくみさんなどがいます。
本ではブリュック好きな彼らのインタビュー記事が掲載されています。
こちらも読みごたえあり。
皆川さんや鹿児島さん、志村さんの作品が好きな人は、ブリュック作品も気に入るはずです。
本のデザインがおしゃれ
本のつくりも魅力
背表紙を見ると、薄い冊子を組み合わせたようなデザインの本。
そのため本の中心が浮き上がることがないので、掲載されている作品がとても見やすくなっています。
作品はオールカラーで楽しめます。
まとめ
展覧会に行ったらよほど気に入らないかぎり図録や本は購入しないことにしている私ですら、この本はもうたまらず購入してしまいました。
買ったことにまったく後悔はなく、むしろ買って数日たった今でもうれしくてうれしくて仕方ないぐらい飽きることなく、ちょこちょこページを開いてブリュック作品を楽しんでいます。
ぜひみなさんにもルート・ブリュックの魅力を知ってほしいです。