2021年4月18日更新
東京千代田区九段にあるイタリア文化会館で開催した「イタリアブックフェア2019」(2019/3/23~3/30)に行ってきました。
☝桜が満開のイタリア文化会館です
赤い壁が印象的なイタリア文化会館
訪れた日は桜が満開。
桜と赤い壁がびっくりするほど似合っていて美しかったですよ。
イタリア文化会館はイタリア語学校。イタリア語講習や文化講習会なども実施しています(有料)。
「イタリアブックフェア2019」
☝【「イタリアブックフェア2019」パンフレット】
「イタリアブックフェア2019」毎年恒例で今年で11回目の開催になります。
今回は2016年以降に出版された新しい書籍を中心に、700点以上のイタリアに関する日本語の書籍やイタリア語書籍などが展示・販売されました。
会場ではイタリア関連の本が、文学・絵本・教育・アート・地理紀行・歴史・社会・建築・写真・野菜・料理などに分かれて販売していましたよ。
「イタリア語の本がたくさん販売しているのかな?」と思っていたのですが、実際はほとんど日本語のイタリア関連本でした。
(イタリア語の本もありました。)
発見!おすすめイタリア関連本
イタリアブックフェアの会場でみつけた、おもしろそうなイタリア関連本を紹介します。
『古代ローマ旅行ガイド』
【著者】フィリップ マティザック (著), 安原 和見 (翻訳)
【出版社】筑摩書房
この本は一番気になった本
ちくま学芸文庫なので大きめの本屋さんならすぐに買うことができそうですし、お値段も1000円くらいと買いやすいのも魅力的です。
本に掲載されている写真はオールカラー。
ところどころに「ローマ豆知識」などあり。
写真が多めで読みやすい本でした。
この本を読んだら、イタリアに行った気分になれそうです(笑)。
『オリンピア・キュクロス』
【著者】ヤマザキマリ
【出版社】集英社
マンガもあります。
あの人気お風呂マンガ『テルマエ・ロマエ』を描いたヤマザキマリさんの作品です。
このマンガ『オリンピア・キュロス』でも再び?、紀元前400年のギリシャ人が1964年オリンピックの開催される東京にタイムスリップするストーリーです。
東京オリンピックつながりでも読みたい本です。
『パパの電話をまちながら』
【著者】ジャンニ・ロダーリ (著), 内田 洋子 (翻訳)
【出版社】講談社
私が大好きな作家の江國香織さんが、本の帯におすすめ文を書いていたので気になりました。
この本を知っている人と知らない人とでは人生が違ってくると私は思う。
愉快で、幸福で、豊かな本。
【『パパの電話をまちながら』帯より】
不思議な世界が広がる本です。
『ムナーリの機械』
【著者】ブルーノ・ムナーリ (著), 中山 エツコ (翻訳)
【出版社】河出書房新社
本に書かれている「なまけものの犬のためのしっぽふり機」がすごく気になったので、ゆっくり家で読みたいと思った本。
ブルーノ・ムナーリ(Bruno Munari, 1907年10月24日 ミラノ - 1998年9月30日)は、イタリアの美術家。美術家、グラフィックデザイナー、プロダクトデザイナー、教育者、研究家、絵本作家など、ムナーリには多くの顔があるため、その全体像が掴みにくい。【引用:Wikipediaより】
本で紹介されるムリーナの無意味な?作品はおもしろくもあり、おしゃれでもあります。
イタリアぽいです。
茶箱
初めて行った「イタリアブックフェア」とってもおもしろかったです。
会場ではイタリアの料理やオリーブオイルの本なども気になりましたが、ぜったいに読んでみたいなと思ったのは紹介した4冊。
4冊まとめて読めばイタリア三昧の日々を過ごせますよ。