『100の基本 松浦弥太郎のベーシックノート』
松浦弥太郎 (著) / マガジンハウス
定価 :1,620円(税込)
発売日 :2012/9/25
●新しい自分をつくってみようと思っている人
●生活をていねいに生きてみたなとおもったとき
●コミュニティーの中で人とスムーズにつきあいたい人
におすすめしたい本『100の基本 松浦弥太郎のベーシックノート』を紹介します。
人生の基本をリスト化
『100の基本 松浦弥太郎のベーシックノート』
新年度の前に人生の基本(心がけ)をチェックしてみよう
会社・学校・家族・サークル・地域・友達
どんなコミュニティーでも必要になる人生の基本を
著者の松浦さんが経験をふまえてリスト化
「だれにとっても人生のみちしるべになるはず」
完璧にはなれなくても近づくことはしていきたい
この本は本を開くと
左側に基本(心がけ)になること
右側のページにはその基本(心がけ)についての説明
が書いてある形式になっています。
それが100個。
ひとつひとつをかみしめて読んでもいいし、気になった基本だけを読んでもいいし、好きなページから読み始めてもいいし。
自分なりの本の読み方ができます。
基本として取り上げられているのは、松浦さん自身が大切に思っていること、身だしなみや人との付き合い方、考え方などなど、生き方全般についてです。
人それぞれが違う考え方があるのですが、松浦さんの100の基本はだれにでもあてはまることがたくさんあるはずです。
私はこの本を手に入れたのはかなり前のことなのですが、今でもふっと「あ!読んでみようかな」と思ってページを開くことの多い本です。
読み返すときは、ちょっと生活に疲れたり悩んだりしたとき、人との付き合い方に悩んだときが多いのですが、この本を読むと少し気持ちが落ち着いてきます。
心にしみる言葉
やさしい人にはならない。
冷たい人にはならない。
「いい人になろう」「みんなに好かれたい」「みんなの嫌がることを率先してやろう」と自分を追い詰めていた時期にこの言葉を読んで、「う~~~んなるほど」と思った言葉。
今でもふと読み返すと、やっぱりこの言葉が心に響きます。
100個目の基本は
自分の基本の更新を常に行う
つねに成長し続けていかなくちゃですね(笑)。
うれしいことに、実はこの本の後半は松浦弥太郎さんが経営している書店『COW BOOKS』の中で、スタッフ全員が心をひとつにするためにつくった「100の基本」になっています。
私は接客業務ではないのですが、参考になる基本がたくさんありました。
「100の基本」は人それぞれ違うので、最後にあなたの「100の基本」をつくるページがついています。
「100の基本」ひとつひとつを書けるページになっているので、すぐに松浦さんの「100の基本」と『COW BOOKS』の「100の基本」を参考に、自分なりの「100の基本」をつくることができます。
著者の松浦弥太郎さんは、あのNHK朝ドラにもなった雑誌『暮しの手帖』の編集長を10年近く担当していた方。
生活スタイルや本、食べ物などなど松浦さんの素敵な生き方や趣味を本として出版されています。どれも読みやすい本でよく読ませてもらっています。
弥太郎さんという渋いお名前ですが1965年生まれのナイスミドルのおじさまです。
まとめ
基本が当たり前になるように自分を変えたいなと思える本でした。
人生を丁寧に気持ちよく生きていくために本『100の基本 松浦弥太郎のベーシックノート』を読んでみてくださいね。