現実の世界から少し離れてみたい人
素敵なホテルに泊まる旅行を考えている人
クラシックな雰囲気が好きな人
におすすめしたい本が『百年の品格 クラシックホテルの歩き方』です。
『百年の品格 クラシックホテルの歩き方』
山口由美 (著) / 新潮社
発売日 :2011/7/25
100年の歴史が知る秘密
『百年の品格 クラシックホテルの歩き方』
富士屋ホテル
日光金谷ホテル
万平ホテル
奈良ホテル
これらのホテルの名前を見てわくわくしたあなたにおすすめの本
本を開けばそこはもう。
100年前にタイムスリップ
歴史を積みかさねさまざまな人・シーンをみつめてきた
クラシックホテルだけが知る"ひみつ"を教えてくれる
クラシックホテル 素敵な時間が続く場所
オールカラーなのでたくさんの写真が楽しめます。
素敵な4つのホテル
富士屋ホテル 開業は1878(明治11)年
日光金谷ホテル 開業は1873(明治6)年
万平ホテル 開業は1894(明治27)年「亀屋ホテル」としてスタート
奈良ホテル 開業は1909(明治42)年
歴史あるクラッシクホテルの外観や内部、宿泊部屋の様子やホテルのあれやこれやが楽しめる本です。
4つのクラシックホテルのレストランでいただける名物料理、カレー、お菓子、名物カクテル、朝ごはんの競演はみごたえあり。
私が一番記憶に残ったのは、「あのひとの愛したあの部屋」という章で取り上げられた富士屋ホテルの『美智子さま、ご決意の一夜』という秘密のはなし。
あと少しで平成を終えるこの時に、富士屋ホテルというクラシックホテルだからこそ見つめられた歴史を知ることができ感動しました。
本のあちこちにクラシックホテルを楽しんだ世界中の有名人が登場するので、読んでいて驚きとワクワク感がたっぷり味わえます。
「え~あの人もここに泊まったんだ」「へ~そんなことがあったのか」とワイドショーを見るような気分(失礼な表現ですが(笑))にもなれました。
著者の山口さんは曾祖父が富士屋ホテルの創業者で、クラシックホテルで生まれ育った人です。
そんな山口さんが難しくないドレスコードや、洗練された振る舞いの基本マナーも教えてくれているので、実際にクラシックホテルを利用したい人にはぜひ読んでほしい本です。
まとめ
歴史を学びながら宿泊したい!と思えるクラシックホテルの秘密が読める本でした。
100年前にタイムスリップできる素敵な本『百年の品格 クラシックホテルの歩き方』を読んでみてくださいね。