とある平日の夜、夕飯を食べながら本を読もうと池袋にあるブックカフェ 梟書茶房にやってきました。
真っ黒な本棚が置かれた謎の本屋さんが併設された不思議なブックカフェです。
梟書茶房:東京池袋
ブックカフェ梟書茶房は、池袋駅すぐそばにあるEsola(エソラ)池袋というショッピングビルの4Fにあります。
なので、本屋に行くとトイレに行きたくなる人も安心。きれいなトイレもあり大変便利です(笑)。
【「梟書茶房目録」より】
カフェのとなりには、カフェを利用しなくても購入・見ることができるシークレットな本屋さんがあります。
かもめブックスの柳下さんが選んだ約2000冊の本の販売が販売されていますよ。
⇒詳しくは、この後の「ふくろう文庫」を読んでくださいね。
カフェの中は、いろいろなエリアに分かれています。
数人でも楽しめるような大きなソファー席(ラウンジエリア)
壁の本棚のそばの二人(一人でも可能)席
窓際の優しい木とグリーンが見える席(森の部屋)
外の喫煙可能なテラス(グリーンテラス)
図書館のような読書がはかどりそうな席(アカデミックエリア)
などが用意されています。
静かに読書するだけでなく、数人で読んだ本の感想を話し合えたりする空間にもなっています。
☝アカデミックエリアの席。一人でもゆっくり楽しめますよ。
謎の本屋さんが併設
カフェエリアのなかにある図書エリアには、かもめブックスの柳下さんがセレクトした約1000冊の本があり、自由に読むことができます。
雑誌も男性向け・女性向けなど多種多様なものがそろっています。
カフェだと、長い小説などは読みにくいですが、雑誌ならペラペラとページをめくるだけでも楽しめますよね。
ふくろう文庫
梟書茶房の大きな特徴はシークレットな本屋さん「ふくろう文庫」が併設されていること。
「ふくろう文庫」は梟書茶房がおすすめしたい本ばかりを集めた本棚で、一冊一冊に本の感想とおすすめ理由がていねいに書かれているのですが。
題名や装釘が隠されているんです(笑)
真っ黒な本棚は衝撃的です。
それぞれの本には
①本のナンバー
②感想やおすすめ文
③読了後に、次におすすめする本2冊のナンバー
④読みやすさ、誰かにあげたくなる、役に立つの観点からの星★判定。
⑤値段
が書かれています。
が、タイトルはわかりません。
表紙が見えなくてもタイトルがわからなくても、反対にどの本にも興味がむくむく湧いてくるのが不思議。
あ~どれも気になります。
たまに「あ!これあの本かな??」と判ったりすると、むちゃくちゃうれしいですよ。
本好きさんなら、書かれた感想やおすすめ文から、なんの本か当てるのも楽しいと思います。
本を読みおわった後には「次に読むならばオススメの本」が紹介されているので、どんどん読書が続いてしまいますね。
2019年1月現在、本はNo.1からNo.1231まであります。
ふくろう文庫梟書茶房目録(パイロット版)
梟書茶房では、フリーで梟書茶房目録(パイロット版)がもらえます。
この目録では24冊程度の本の紹介が読むことができるのですが、これを読むだけでも、どんな本なのか想像するのが楽しくって仕方ないです。
おすすめ本
『和菓子のアン』
坂木司 著 / 光文社
『和菓子のアン」は和菓子好きさんなら、ぜひぜひ読んでほしい一冊。
読み終わったら、きっと今までかわいいな、美しいな、おいしいなだけの和菓子が奥深いお菓子に見えてくるはず。
こんな素敵なお菓子をつくりだし、食べ続けているわたしたち日本人のセンスに感動できます。
もちろん洋菓子派さんにもおすすめです。
食べてみて!本の形をしたシフォンケーキ
本を読みながらコーヒーを飲むとしたら、コーヒーは500円。(2019年1月)
コーヒーはサイフォンコーヒです。
デザートも充実しています。
開いた本をイメージしている?シフォンケーキおすすめです。
梟書茶房では注文をすると机に鍵が置かれますので、最後にこの鍵をレジへ持っていってお会計になります。
ただこれだけなんだけど、鍵がわたされるだけでワクワク。
なんだか自分だけのカフェに入りこんだ気分になれます。
本と珈琲のセットメニューも見逃せない
梟書茶房では、本とコーヒ―のセットメニューも見逃せません。
ドトールコーヒーの菅野眞博さんがコーヒーを、かもめブックスの柳下恭平さんが本を、テーマごとに選んでくれる特別なメニューです。
毎月テーマが変わるので何回でも楽しめますよ。
ちなみに、テーマは2018年11月は「映画MOVIE」で、2019年1月は「門出」でした。
行くたびに今回は「どんなテーマで、どんな本とコーヒのセットが楽しめるかな?」とワクワクします。
本とコーヒ―のセットはおじさん二人でイチャイチャして作ったらしい(笑)。
公式ホームページでは、過去の「本と珈琲のセット」の中身がカミングアウトされています。
まとめ
ゴミゴミした若者の街というイメージのある池袋ですが、ブックカフェ 梟書茶房はおとなが「ふう~~」と一息つける場所です。
人気店で混雑しているのですが、平日・休日の午前中や平日夕方6時ごろだと比較的空いるようです。(確実ではありませんが)
自分の本を持って行って読んでもいいし、ここでビビビときた本を選んで買って、休憩することもできます。
本と幸せな時間を楽しめる場所でした。
基本情報
本と珈琲 梟書茶房(フクロウショサボウ)
●店舗場所: 〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-12-1
Esola(エソラ)池袋 4F
(東武百貨店側(西口側)のJR南口がちかい)
▼▼ホームページはこちらから。