明日出会った人と20年間付き合うことになるかも 映画「ミス・シェパードをお手本に」の感想

タイトル:「ミス・シェパードをお手本に」

ミス・シェパードをお手本に [DVD]

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 採点(お気に入り度)

36点(50点満点中)

感想

出てくる人がみんなちょっとクレージに思える作品です。

どこかおもしろい・・・・・・。

劇作家の男性ベネットさんと、車の中で暮らしているシェパードさんを中心に話は進んでいきます。

2人はまったくの他人なのですが、ベネットさんの庭先にシャパードさんの車が駐車してそこで生活を始めてしまいます。なんと、20年にもわたって2人の関係は続いていくのです。

 

画面を見ているだけで、シェパードさんの匂いがぷ~~んと漂っているような感じがします。でも、シェパードさん、ちらちらかわいらしく見えるシーンもあって、憎めません。楽しそうに自分のバンにペンキを塗ったり、音楽を楽しむ子どもに本気で怒ったり感情も豊かです。

 

 

それにしても、日本ではあまりこのような人(路上で暮らしているような人)にわざわざ近づきません。近所の住民たちがシェパードさんに優しく?、気にかけ、食事をあげたりすることが日本人の私には不思議な感じです。

宗教のちがいも大きいのかもしれませんね。

ソーシャルワーカーの人もまめに通っていて、コートを差し入れたりしています。

そんな人たちに対しての、シェパードさんの態度もビックリです。ちょ~上から目線?で差し入れや親切が当たり前のようにふるまいます。自分に似合わないグリーンのコートはいらないとかいうありさまです。

 

シェパードさんを演じるのはマギー・スミスです。

「ダウントンアビー」では、誇り高き貴族のおばあちゃんを演じる

「ハリーポッター」シリーズでは、凛とした魔法学校の先生を演じる

イギリスいや映画界を代表する女優さんです。

気になったフレーズ

近頃は既婚者になった気分。みんなあの人を「お宅のレディ」と呼ぶ。

ベネットさんの言葉。みんなとは近所の人で、あの人はもちろんシェパードさんのこと。

「え~!!大丈夫?ベネットさん。」と心配になりました。そんな風に言われてベネットさん、ちょっと嬉しそうな感じもするし・・・・・・。

彼は優しい人だけれども、ちょっと変わった人です(笑)。

家にいて親の面倒をみる娘や息子たちは、介護を一時的な人生の足踏み期間と考える。

だが、私は人生に足踏み期間などないんだと学んだ。そういう時こそが、人を動かす。

ベネットさんの最後のセリフ。介護は親の年齢が上がるにつれて心配ごとの一つになります。介護のために仕事をあきらめる人もいるといいます。それでも、ベネットさんは足踏み期間ではなく、新しく人生を踏み出す時だと考えるといいます。

じっさいに経験してみないと、こんなふうに言い切れるかは謎です。 

おススメしたい人・おススメシチュエーション

★親の介護が心配になってきた人へ。

★ちょっと変わった人が気になる人へ。

 

基本情報

制作年:2015年

制作国:イギリス

原題:The Lady in the Van