スーパーウーマンにならなきゃ幸せじゃないの? 読書「働く私の「自分時間」」の感想

タイトル:「働く私の「自分時間」」

働く私の「自分時間」 (アスカビジネス)

働く私の「自分時間」 (アスカビジネス)

 

 

採点(お気に入り度)

37点(50点満点中)

お気に入りフレーズ

 「スーパーウーマン・シンドローム

働く女性として、妻として、母として、理想的な完璧な女性になろうとして頑張りすぎて疲弊していくストレス症状のことです。

 これこれ!やっかいですよね。「勝ちたい」「頑張らなくちゃ」。世の中の雑誌やテレビに取り上げられるスーパーウーマンのような人になれる、ならなくちゃと思ってしまうんです。この本では、

忘れていけない事実があります。マスコミが好んで取り上げる人は、ズバ抜けた特異性を持つ人なのです。

 そうなんですよ!当たり前のことなんだけれど、つい見失ってしまう事実・・・・・・。

社会での自分は、たとえ「ぜひ○○さんに」と言われているときでも、現実は「あなたでなくても大丈夫」なのです。だからこそ、たったひとりでも、「絶対にあなたでなきゃ」という人からのストロークを受けることが大切であり、そういう人との関係は、一生をかけて守っていくべきです。

仕事を辞める(休む)時に「私がいなくなったら(いなかったら)仕事が回らなくなる。仕事場のみんなが困るの!だから辞められない(休めない)!」というあなた。

勘違いがほとんどです。反対にそういう人こそ、みんなから嫌がられている場合が多いことも・・・・・・。

「つい自分を飾っちゃうんだよね~。」

「ま、そんな自分も自分かあ~。」

つい飾ってしまう自分を「私って小心者だけど、人間臭いヤツかもね」と認めることができて、初めて「自分らしさ」を出すゆとりがもてるのではないでしょうか。

  ズキ!!これは、私が若いころからず~~と気になっていることです。今でも、これはスッキリ解消できていない。自分を良く見せたい、かっこいい女性にみせたいという気持ちがどこかしらにある自分が嫌で仕方ないんです。まだまだ「見栄パリ」な自分に落ち込むこともありますが、そんな自分も自分なのか~となんとなく安心できるような気持ちが持てました。

感想

 作者の大美賀さんは、「メンタルジャーナリスト」として活躍されています。

この本は、特に働く女性のストレスとその対処方法を中心に書かれています。世間で取り上げられる勝ち組?の女性たちに憧れて疲れきってしまう女性に幸せですか?と問いかけた第1章に惹かれて読み始めました。

年を取りにつれて、自分に合った生き方がだんだんわかってきた私には、「そうなんだよね~」「そうそうこんな時期もあったな~」と思うストレスが満載に書かれていました。そして、その対処方の考え方や、実践してみたいことなどが具体的に書かれています。もっと、若いころ20代後半~30代に読んでいたら、どんなに助けられただろうと感じました。

私も、頑張りすぎてしまう自分、もっともっとがんばれると思っていた自分がいました。毎日毎日どこかしら具合が悪くて、友達に「何をしているときが一番安心するの?」って聞かれた時に「普段の単調な仕事」と思った自分が悲しく思った頃がありました。

この本を読んでいて、同じように感じていた人(今感じているひと)は大勢いるんだなと思いました。当時は自分ひとりがストレスに負けている気がしましたが、自分の周りにいた友達、一緒に働いていた人も、そんな風に見えない人にも同じようなストレスがあったのかもしれないな~とも感じました。

ストレスはあっても、なかなか人に打ち明けられませんし、病院に行くなんてさらに勇気がいります。そんなときこそ、本を読んだり、人のブログを読んだりすることで助けられることは多いなと思うのです。

この本は、さまざまなストレスに対応していく心の持ちようや方法が細かくかかれていますので、必ずストレス解消法が見つかります。そして、自分なりの生き方になっていくこと。それを、だれかと比べる必要もないことを実感できます。

おススメしたい人・おススメのシチュエーション

☑精神的に疲れているな~と感じた時に。

☑なかなか憧れの自分になれないと思っている人に。

☑目標が達成できなくてイライラしている人に。