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本のカバーは和菓子屋「空也」の包装紙 「文豪ナビ 夏目漱石」の読書感想

タイトル:「文豪ナビ 夏目漱石

文豪ナビ 夏目漱石 (新潮文庫)

文豪ナビ 夏目漱石 (新潮文庫)

 

採点(お気に入り度)

40点(50点満点中)

お気に入りフレーズ

「声に出して読みたい」コーナーで『草枕』の冒頭が紹介されていました。

智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい。

う~~んと唸ってしまいます。

誰もが思ったことのあることを、リズムよく書いているこの一文からも漱石の日本語の魅力を感じます。

感想

日本人のほとんどの人が名前を知っている作家”夏目漱石”ですが、実は教科書以外で彼の本を読んだことのある人は、あまりいないと思います。

本が好きな私も、なぜか夏目漱石の作品は『三四郎』ぐらいしか読んだことがありません。本を読みまくっていた学生時代は、なんとなく夏目漱石を読んだりするのが恥ずかしかったので、現代作家の作品ばかり読んでいたからかもしれません。

この本は「そろそろ夏目漱石読まなくちゃ。」と思わせてくれました。

そして、読むのが楽しみになってきました。

この本の魅力は、さまざまな角度から夏目漱石作品について紹介してくれていることです。漱石ファンとして現代作家の三浦しをんさん、北村薫さんからのエッセイも掲載されています。好きな作家さんがファンだと思うとさらに興味がわいてきます。

もちろん、漱石の一生も「評伝」で詳しく書かれていますので、漱石という人間を知って本を読むとさらにおもしろくなりそうです。評伝の最後で紹介されている漱石のお墓も見てみたい!と気になっています。

読みたい本は、

★『坊ちゃん』これさえも、読んだことがなかった・・・。

★『吾輩は猫である』冒頭の一文は有名なのに、詳しい内容は知らない。主人公の名前「苦沙弥(くしゃみ)」は知っていた!!

★『草枕』まったく今まで気にしたことのなかった作品だが、この本を読んで気になった。

ちなみに、電車の中で読めるように本のカバーを作ってみました。

漱石が愛した東京銀座の和菓子屋さん「空也」の包装紙です。

おススメしたい人・おススメのシチュエーション

夏目漱石の本を一冊丸ごと読むことがめんどくさい時。

夏目漱石をとりあえず知っておきたい人へ。

茶箱のおススメポイント

斎藤孝さんの「声に出して読みたい夏目漱石

②「超早わかり!漱石作品ナビ」